モーツァルトは全体的に長調の曲が多く、
このことが短調の曲を引き立てる効果を発揮しています。
第24番は、憂いを含んだ音の流れが美しい曲です。

初期のピアノ協奏曲では、
ソナタ形式の提示部をオーケストラ全体で、
提示部のくり返しからピアノが入るというパターンが見られますが、
この曲ではピアノの入りが比較的早いと思います。

あと、今回、スコアを見ながら気づいたことは、
私が見たスコアには、
カデンツァ(自由演奏部分)の楽譜はありませんでした。
まさに自由に演奏して下さいということで、協奏曲の先進性を感じました。
(ジャズのアドリブに似ていますが、それにはコード記号は入っていますので
更に自由ということになります。ただし、実際には、過去から受け継がれている
カデンツァの楽譜がいくつかあり、その中から選ぶことも多いです。)

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