バッハにしては軽いタッチの音楽。
アリア(主題)と30の変奏から成り、
それぞれ前半部分と後半部分があります。
30の変奏のうち、3の倍数に当たる変奏は
カノンになっており、  カノンとは⇒
第3変奏⇒1度(同度)のカノン
第6変奏⇒2度のカノン
・・・となっていきます。
このあたりの計画性はバッハらしい。
約1時間かかる大作ですが、
不思議と聴き進んでしまいます。
(参考動画はくり返しを忠実にしているので
さらに長くなっています。
前半後半ともくり返しなし、あるいは
前半部分だけをくり返しという演奏も多いです。)

最初から真剣に聴くのもよし、
BGMとして
途中から聴いて途中で終わるのもよし、
リスナーに優しい音楽です。

Bach Goldberg(1)