簡単にわかる!ための クラシック音楽解説

独自の方法 SPT方式により、 クラシック音楽を わかりやすく 解説していきます。

協奏曲

プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番 ステップ0+

プロコフィエフの音楽院在学中の作品で、若さと粗さが魅力です。
マイナーな曲?とお思いの方、Youtubeを見てみて下さい。
超一流のピアニストの演奏が目白押しです。
私としては、リヒテルかプレトニョフの演奏を推薦します。
(著作権の問題がありそうなので、解説はこちらの動画で。)

一楽章形式で、A-B-A’の大きく3つの部分に分けられます。

第一部
00:23~ 開始
00:25~ 序奏主題
01:29~ 第一主題 ピアノ
02:33~ 第二主題 ピアノ
03:59~ 経過的部分
06:21~ 補助主題 ピアノ
06:43~ 小結尾(序奏主題による)
第二部
07:32~ 中間部主題 ヴァイオリン
第三部
11:37~ 第一主題 ピアノ(だいぶ変型されている)
12:16~ 第二主題 トランペット
12:47~ カデンツァ(ピアノ独奏)
13:59~ 経過的部分
14:58~ 補助主題
15:21~ コーダ(序奏主題による)


 

モーツァルト ピアノ協奏曲第24番 ステップ1

モーツァルトは全体的に長調の曲が多く、
このことが短調の曲を引き立てる効果を発揮しています。
第24番は、憂いを含んだ音の流れが美しい曲です。

初期のピアノ協奏曲では、
ソナタ形式の提示部をオーケストラ全体で、
提示部のくり返しからピアノが入るというパターンが見られますが、
この曲ではピアノの入りが比較的早いと思います。

あと、今回、スコアを見ながら気づいたことは、
私が見たスコアには、
カデンツァ(自由演奏部分)の楽譜はありませんでした。
まさに自由に演奏して下さいということで、協奏曲の先進性を感じました。
(ジャズのアドリブに似ていますが、それにはコード記号は入っていますので
更に自由ということになります。ただし、実際には、過去から受け継がれている
カデンツァの楽譜がいくつかあり、その中から選ぶことも多いです。)

⇒資料のダウンロードはこちら


プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番 ステップ2

プロコフィエフの初期のピアノ協奏曲。
大胆な不協和音を用いた前衛的な曲ですが、
ピアノをうならせる迫力があり、
近年ではコンサートで頻繁に演奏されます。
第一楽章の中ほどに5分を超えるピアノ独奏があり
そこが最大の聴かせどころです。
この部分の楽譜は3段になっており、
本当に弾けるの??と思ってしまいます。
あとは、第三楽章フィナーレで
静かなピアノソロから一気に盛り上がるところでしょうか。

Prokofiev PC02(2)


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