ハイドンは1732年生まれ、
ベートーヴェンが1770年生まれですので一世代違っています。
交響曲という形式はハイドンによって確立されたと言ってよく、
番号は104番まであります。
ニックネームのついた曲も多いですが、
あまり参考にしないほうがいいでしょう。
古楽器による演奏から、現代の大オーケストラによる演奏まで、
演奏形態や指揮者によっても、印象が大きく異なりますので、
色々試し聴きしてみて下さい。
個人的には、ロジャー・ノリントン指揮による
メリハリの利いた演奏をお勧めしますが、
最近は、ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルの
フルスペックの豪華な演奏もいいなと思っています。
(カラヤンの抒情的な音楽性と、構造的なハイドンの音楽とは
一見対照的な気もしますが、不思議なものです)

第四楽章の構成がロンド・ソナタ形式と言ってちょっと難しいです。
ロンド形式とはA-B-A-C-Aというように
主題(A部分)が定期的に戻ってくる形式です。
ソナタ形式は、提示部、展開部、再現部の三部形式ですが
提示部の第一主題をA、第二主題をB、展開部をCとしますと、
この曲の第四楽章は
(A-B-A)-C-(A’-B’)-終結部となっており、
ロンド形式のようにも捉えることができます。
提示部の第二主題が終わった後に、
第一主題が一度戻ってくるところが、珍しいと言えます。

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