ソナタ形式とは次のような形式です。
序奏(ない場合もある)
提示部 第一主題
第二主題
提示部くり返し(くり返さない場合もある)
展開部(第一主題、第二主題を元に自由表現)
再現部 第一主題
第二主題
終結部
提示部A⇒展開部B⇒再現部A'という
広義の三部形式です。
提示部をくり返すのは、
ここまでが提示部ですよ、という
作曲家からのメッセージです。
提示部の第二主題は、第一主題と調を変えます。
第一主題が長調の場合、
第二主題は#を一つ増やした(♭を一つ減らした)長調
第一主題が短調の場合、
第二主題は、第一主題と同じ音を使える平行長調が一般的です。
展開部の調は自由です。
再現部の第一主題の調は提示部と同じで
再現部の第二主題は、第一主題と同じ調にするのが一般的です。
(短調の場合は、同じ音の長調)
第二主題へ移行する部分が少し変化することになります。
では、実際に音楽を聴きながら確認してみましょう。
題材はモーツァルトのピアノ・ソナタ第6番の
第一楽章です。
序奏 なし
提示部 第一主題 0:01~ ニ長調(#2つ)
第二主題 0:36~ イ長調(#3つ)
(第22小節のソの音に#がつき、
これでイ長調となりました。)
くり返し第一主題 1:28~ ニ長調(#2つ)
第二主題 2:03~ イ長調(#3つ)
展開部 2:56~ イ短調
(長調の続く提示部に対し
短調から始めたことは効果的です。)
再現部 第一主題 3:30~ ニ長調(#2つ)
第二主題 4:06~ ニ長調(#2つ)
(第一主題と同じ調、慣例通り)
終結部 なし
(※ 調の表記は、対応する時間の時点のものです。)
序奏(ない場合もある)
提示部 第一主題
第二主題
提示部くり返し(くり返さない場合もある)
展開部(第一主題、第二主題を元に自由表現)
再現部 第一主題
第二主題
終結部
提示部A⇒展開部B⇒再現部A'という
広義の三部形式です。
提示部をくり返すのは、
ここまでが提示部ですよ、という
作曲家からのメッセージです。
提示部の第二主題は、第一主題と調を変えます。
第一主題が長調の場合、
第二主題は#を一つ増やした(♭を一つ減らした)長調
第一主題が短調の場合、
第二主題は、第一主題と同じ音を使える平行長調が一般的です。
展開部の調は自由です。
再現部の第一主題の調は提示部と同じで
再現部の第二主題は、第一主題と同じ調にするのが一般的です。
(短調の場合は、同じ音の長調)
第二主題へ移行する部分が少し変化することになります。
では、実際に音楽を聴きながら確認してみましょう。
題材はモーツァルトのピアノ・ソナタ第6番の
第一楽章です。
序奏 なし
提示部 第一主題 0:01~ ニ長調(#2つ)
第二主題 0:36~ イ長調(#3つ)
(第22小節のソの音に#がつき、
これでイ長調となりました。)
くり返し第一主題 1:28~ ニ長調(#2つ)
第二主題 2:03~ イ長調(#3つ)
展開部 2:56~ イ短調
(長調の続く提示部に対し
短調から始めたことは効果的です。)
再現部 第一主題 3:30~ ニ長調(#2つ)
第二主題 4:06~ ニ長調(#2つ)
(第一主題と同じ調、慣例通り)
終結部 なし
(※ 調の表記は、対応する時間の時点のものです。)